「落ち着いた」心の中の風景 7
一話から読んでみたい方は こちら から。
序章(二話ほどございます。)
から読んでみたい方は こちら から。
それにしても…
限界、限界と… 私の文章には
「限界」という言葉が多く出てきますね~。
こんにちは、がらすやです。
「限界」という言葉は
発した自分で
「限界を作る」とも思ってます。
そこは
解っているつもりですが…
それでも、
3年という短い期間で
あまりにも自分にとって
びっくりするほどいくつもの
いろんな種類の事が
短期間にやってきたのも事実です。
そして、
個展直前の2008年の春
物が創れなくなりました。
魔法という名の「自己暗示」は
一時のもの。
そう考えれば
若い頃から
「魔法をかけたまんま」は
かなりの精神力(笑)
そう思えば
限界が来たというよりは
「魔法が解けた」と
いった感じなのかもしれない。
今、思えばもう、魔法が
「必要無くなってきた」 のかもしれない。
自分で商売をするということは
いろんな事が起こる。
それらに対してブレない様に
お店を開ける時
それまでにまして、
がっちり
自分の心(しん)を補強した。
とまぁ、
そんな感じで魔法をかけた。
(念のため、当たり前だが私は魔法使いではない(笑)
もちろんこれで、
1997年に始めた店は2005年までの
営業の8年間はなんとかなった。
時間とともに求められる
仕事の内容やクオリティー
要望や期待。
もろもろなコトは
時間とともに変化し
増えていく。
がっちり補強した私の心は
私の意志を無視して
「なんとか」ならなくなってきていた。
周りの変化に
8年前から「何も変わらない私の心」が
不協和音を奏で始めた。
きっと、こんな想いは
誰でもあると思う。
日常でちょくちょく出くわす
自分にとって違和感。
その時の私にとっては
とてつもなく大きな違和感。
多分、本能で動くタイプの私は
頭で理解しても、何かが「NO」という。
でもそれが何かは解らない…
そして、何かに現れ…
都度ごまかす。
そんな事を繰り返して
時間が経った頃
結局、
これ以上ごまかしても
もうどうにもならないと判断して
「心」と向き合わなければ
ならなくなってしまった。
自分の今までの人生を洗い出し
ひとつづつ
「受け入れる」という作業。
補強して固めた心の
全てを受け入れるため
心の解体作業が始まった。
「転換期」と名付けたそれは
自分の外で起こっていると思っていたけれど
自分の「心」へ向かっていった。
2008年の春
個展まであと半年って
この忙しい時に
こんな事になるなんて…
そんな事を漠然と思いながら
まるっきり
物が創れなくなった自分に
ショックを受けながら
夏の美術展が8月末だったので
それまでの5か月
自分と向き合うきっかけになった
急激な方向転換は
最後の微調整をして
淘汰される事になった。
そして
「落ち着いた」心の中の風景は
この作業が一通り終わった後、
広がった。












