ハタチの気持ちと40歳の幸せ。
子供のころ
「あなたはあなた」
「ひとはひと」
「ウチはウチ」
そう言われて育った事を思い出した。
でも、当時
それは、
他の物をねだる子供を
たしなめるための
「大人の決め台詞」くらいにしか
思えていなかった。
今は
その意味を解るようになった。
『私は私』である。
たくさん人と比べ
たくさん人を羨み
たくさん人にあこがれ
自分の価値を計った。
それから今までの間
たくさんの事を経験して
たくさん悩んで
答えを探して
見つからなくて
たくさんの人と話して
ひとつづつ納得して
ひとつづつ階段を上がった。
どの段階の階段を一段飛ばしても
こんな風には思えなかったのかもしれない。
たくさん悩むことは
素晴らしいことだと思う。
私が 「私は私」 と受け入れるのに
こんなにかっかったのは
きっと、
自分の想いがから回り、持て余したから。
子供のころに出来なかったことは
大人になるにつれ
ひとつづつ出来るようになる。
経済力だったり
知恵だったり
体力だったり
出来るようになる理由は さまざま。
子供の時に
「自分は大人」だと全てを知ったつもりになっても
その年齢では味わえないこともたくさんあって
人生を重ねた人だけが味わえる幸せもある。
人生、ソレ以上の素晴らしい事も待っている。
高校卒業ころの時
「大人になる事」について話しをしたことがあった。
「大人になりたくない」 と言ってた友達の話を聞きながら
そんな言葉をよそに私は
早く26歳になりたいと思っていた。
そして26歳になる頃には
40歳になりたいと思っていた。
「ハタチになっても、
なにも変わらない自分たちのままでいよう!」
なんて…
熱く語りあったこともあったけど
当時の私には、大人の方が魅力的だった。
根拠はないのである。
ただ、その頃になったら
楽しいんじゃないかと本能が思っていた。
そして私は、27歳で開業して
今、楽しい人生の階段が始まった気がする。
本能とは凄いもんだ(笑)
大人になることは
案外、悪くないことだ。
世の中
どんなにいろんな事があっても
まんざら
なかなか な もんかもしれない。
今は60歳が待ち遠しい。
きっと、自分に素直な
素敵な60歳になっていよう。
そして
どんな60歳が待っているのだろう。
今から楽しみだ。












