震災のその後

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3月11日に
想像を絶する地震が来ました。

あれから9日がたつのだそうですが
既に日付の感覚がありません。

テレビで「9日がたちましたが」って言っていて
そうかぁ…って何となく感じました。

当工房は
大丈夫です等と言っておりましたが
実は、
車で15分位の所まで津浪が来てたと後日知りました…

まるで夢でも見てるようです。

でも、これは現実で
ただただ毎日が過ぎて行きます。

私の構えてる仕事場は
場所柄か比較的地震に強く、今までも震度5位までの地震では
ほとんど物も落下せず
被害は無いに等しかったのですが

今回の地震では
歩くところも無いほど落下しました。

片付けは
落下物の確認もせずともほうきでザーッと掃いて
とりあえず歩く道を用意して後は放置です。

もちろん、自宅もです。

私は地震の時、仕事場に居ましたが
地震の1時間位後に自宅に戻って
驚きました。

落ちるものはみんな落ちたという感じで
壁まで剥がれて落ちてました。

2匹の猫を探し回りました。

我が家の猫は
ゲージには入れずの室内飼いの猫です。

今冷静になると
そこには居ないでしょう?
というところも探し回りました。

我が家の2匹の猫たちは
次々と落下していく家具の隙間をぬって
天袋に1匹、押し入れに1匹、
隠れて怯えて居ました。

よほど怖い思いをしたのでしょう。

一週間たった今でも
余震が来ると、ヘリコプターが通ると、
2匹とも体を強張らせ、
耳を立て、目を見開いて周りを確認します。

もちろん、それは私たち人間もなのですが…

自分が目眩してるのか、
余震が来てるのか
道路を通るトラックの振動か

はたまた、ヘリコプターの振動なのか
なんだかよくわかんない感じでずっと揺れてる感じです。

そんな状況でも
私は家族が無事で、家が、仕事場が無事です。

写真の猫は布団にくるまってる足元で
ようやく丸まって落ち着いた様子。

その姿に私が和ませられたので
写真を撮ってみました。

私にはそんな
時間的、精神的余裕さえあります。

確かにニュースでやってるように、
ガソリンも、灯油もありません。

でも現在、私の自宅も仕事場も
周りの皆様より一足も、二足も早く
ライフラインが確保されております。

確かに、被害があったといえば
あったのかもしれませんし、
「被災者」とよばれる渦中の人の一人なのかも知れません。

しかしながら今回の震災は
私ぐらいの被害は
被災には入らないのではと感じます。

時間をかけ片付ければいいことです。

それよりももっと、
もっと辛い思いをしてる方たちがたくさんいらっしゃいます。

こうして私が
ブログを更新している間も
救助を待っている方や、

先日の雪ですっかり空気が冷えきった
体育館等の広い空間の冷たい床の避難所で
灯油も無くわずかな食べるものを
たくさんの避難してる人達で分け合って食べたりしてるのです。

そして、そういう方たちが
「頑張ろうね~!!」「私たちは大丈夫だよ(^-^)」って
メールをくれたり、言ってくれます。

胸が痛くなり、涙が出そうになります。

被災されても、涙を流すに流せなく、
それでも踏ん張って前を向いていこうとしてる方たちがたくさんいらっしゃいます。

知人にも被災された方や
ご家族を、家を、仕事場を失った方がおります。

このブログをご覧の方の中にも
愛する人のことを亡くした方も、
大切な場所を失った方もいらっしゃることでしょう。

つつしんで、心よりお悔やみを申し上げ
深く、深くお見舞い申し上げます。

そして、

同じ地に住むたくさんの方たちが被災され
大切な人を亡くしたのかと思うと胸が痛くなり、
どんな言葉も失ってしまいます…

それでも、

私はこうしてブログを綴り、
涙は流していられません。

ここ2、3日で安否確認のメールが一段と増えました。

ご心配いただき、励ましていただき、工房の片付けを申し出てくれたりと
本当にありがとうございます。

申し訳ありませんが返信が追い付いてません。
お返事はひとつづつお返ししたいと思っております。

遅れております皆様、
お待ちいただけると嬉しいです。

多くの人が一週間たって、
ようやっと「連絡を」と思えるようになったのだと思います。

その一方で一週間がたって
張り詰めてる気持ちの持っていき場を失って
体調を崩していらっしゃる方もおります。

こちらに知り合いの方がいらっしゃる方は
遠くの地から心配で胸を痛めていらっしゃる事でしょう。

心中お察しいたします。

無事な私でさえ
一週間があっという間でした。

被災地に近い方になればなるほど
連絡を取れる状態になるにはもう少し時間がかかるかと思われます。

私の知人の中にも安否の確認が取れて無い人達がいます。

「連絡がまだ来ない」と、ご心配されてる遠方の皆様
どうか、
お知り合いの無事を信じて、もうしばらく待ってほしいと思います。

この大きな震災の中

わずかに販売される食べ物を
買えるかどうかもわからないのに
長い行列を作って3時間も4時間も並ぶとか

ガソリンを、灯油をと、
並んで待って整理券を求めて並ぶことを

全国放送のテレビで放送される様を
自分が布団にくるまりながら見るなんて
いったい誰が考えたでしょう…

世界から支援の輪が向けられているほどの広域に渡る被災地を、
「計画的停電」という事になるほどの震災の規模なんて…想像も出来ません。

関東、中部にも友人、知人がおります。
いつもお世話になっております業者の方たちもおります。
ご連絡が後手後手となっておりまして申し訳ありません。

今しばらく、お時間頂きたくお願い申し上げます。

皆様の
大変ご不自由な3時間づつというご協力のもと私はニュースを見て
計画的停電を知ることが出来、

こうして電気を使い
たくさんの方から毎日のように入って来る安否確認のメールに返信が出来、
こうしてブログにてお知らせさせていただくことが出来ております。

家族で温かいご飯を頂くことが出来てます。

本当に感謝の思いが尽きません。
本当にありがとうございます。

もちろん、この土地では
昔、宮城県沖地震がありました。
そして、私もその時を経験しております。

だからこそ
また大きい地震がいつかくるという
漠然と覚悟みたいなのは確かに無かった訳では無いでしょう。

しかし、
津浪がこんな内陸まで来るなんて
想像だにしませんでした。

ただただ、
亡くなられた皆様のご冥福を祈らずにはいられません。

ただただ、
大きな余震は来ないことを願い
これ以上の被害拡大が無いこと願い

今もなお、救助を待っている方が
一人でも多く無事であることを強く願ってやみません。

知人の中には
不眠不休で被災地で救助にあたってる方も
震災後から
泊まり込みで避難所で被災者のお世話にあたってる方や、
仕事場が避難所になっている方もおります。

地震後すぐに食糧販売のために
動いてくださってるたくさんの方たちだって居ます。

そんな方たちの中にも
被災されてる方もいるだろうことは容易に想像出来るのに
それでも被災者の皆様の事を思い励まし、動いてくださって、
そして私の事まで心配して下さいます。

どうか、そんなたくさんの皆様も
体を壊すことなく無事に
無事に日常に戻れますように願います。

自分には何が出来るかを問われてる気がします。

それはきっと
大きな事では無いのでしょう。

自分に出来る
手のひらにのるほどの事でいいのでしょう。

ただただ、
それと向き合わなければならないのかもしれませんね。

私は私に出来ることを…
ステンドグラスを願いにかえてこれからもステンドグラスを作ります。

現在、自宅待機をしております。

まずは私に出来ることを…
来週には工房にもどろうかと思います。

そしてまずは
少しづつ片付けながら当工房を気にして下さる方を、
ふらっと立ち寄ってもらえる様な状態にしようかと思います。

そして、

大変な状況の中で毎日、自分が生きることが精一杯で
回りを気遣って泣くことも出来ない方、

何も出来ませんが、
よかったら工房で泣いて下さい。

踏ん張って、踏ん張ったって辛いものは辛いんです。

「東北の方は我慢強いです」とか
「こんな時だからこそお互い思いやりの気持ちを持って」とか
たくさんの言葉が語られてる毎日の中で
その言葉の裏側で
自分の気持ちの吐き出し口を失ってる方、

人に優しく在れる前には
自分が何かで
わずかでも満たされてなければ
ギリギリのバランスの所で保って踏ん張ってる人は
気持ちのバランスを崩してしまいます。

前を向いて進みたくても、このままでは進めないそんな方たち

当工房は
ガスが大丈夫ですので温かいお茶を一緒に飲みましょう。

雑談くらいしか出来ませんが
それでもよかったら
灯油はありませんので温かい服装でお越し下さいませ。

電気が大丈夫ですので、充電器をお持ち下さい。
雑談してる間に充電しちゃいましょう♪

工房では水がでます。
水が必要な方はタンクをご持参下さい。

工房が再開しましたら
またこちらからお知らせいたします。

ガソリンが無く、駆け付けたい人達の所に行けないもどかしさ…

それを考え続けても、前に進めません。

私に出来ることはわずかかもしれませんが、
皆様がいらして下さった時に笑顔でお迎え出来るよう
整えてお待ちしております。

近いうちにお会いしましょう。

がらすやコト富松久恵

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