『創る』

月の敷石

気づいたことはもう一つありました。

私は「作る」ではないのだと。
『創る』なのだと。

ゼロからの創作なのだと。

形にこだわり
線にこだわり

カッコ良さにこだわります。

そして、色にも。

カッコイイ。
美しい。
色っぽさ。
クールさの中のエロティシズム。
光の中の闇。

あ、闇の中の光の時もある。

これらは物を創るときのキーワード。

創る以上、
これらのいずれかを持ち合わせてなければ
私が創る意味がないと思っています。

今までいろんなステンドを作ってきました。

ステンドと一口にいっても
実は
ジャンルはたくさんあるのです。

ティファニーに代表されるランプ
建築に携わるパネル
植物を植えるためのテラリウム

そして
深く学べば学ぶほど
ステンドの技術は深くなり
テープワーク(教室で主流となっているガラスにテープを巻いて加工する手法)だけにとどまらず
ケイムワーク(アンティークとして市販されているものや建築パネルに入ってる鉛枠で組んである手法)や、
古典のステンドの歴史背景や宗教背景も学びたくなり
絵付けや修復の技術にも興味を持つ。

掛け合わされる技法だって
フュージング、バーナーワーク、サンドブラストと
どんどん増え
ついには木工にまで手を出す私。

一通りのステンドのことは
たしなんでるし
自分の興味は尽きない。

だからこそ

いろんな事を調べるけれど
自分の属するジャンルが見当たらない…

創るもの自体は「オブジェ」が多いので
立体造形なのか?

とか思ったこともあったが
建築パネルを創ることも
ランプを創ることも楽しい。

「ステンド」が楽しいのは確か。
「ステンド」と「光」は大好き。

それでも私は「ステンド」を作っているのだろうか?
「異色」と呼ばれることや
自分が不思議な事をやっているという自覚をしている。

それでも
どこへ向かうのだろうと
そんな事を時折思い

そして気づいたのです。

自分が
「自己表現」というジャンルの中に
いるという事を。

この記事の関連タグ
 


関連記事

Message

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

     

カテゴリ