時の流れの速さ

万年筆 壊れても
 捨てられないもの。

 きっと誰にでも
 ひとつやふたつ
 ある事とでしょう。

この万年筆は私にとってそのひとつ。
中学入学のお祝いに頂いたもの。

当時私の子供心をくすぐった
イニシャル入りである。

『万年筆』という
大人の響きに加えて
それはまるで、
「特別」という
妙なドキドキ感があった。

とても大切に使っていた。

しかし…そこはやっぱり子供。

筆圧のコントロールが出来ず
実際、万年筆として使えたのは
多分、1~2年程度…。

しかし
ペン先をダメにしてしまっても
なお
その大人のツールは
特別な魅力を持っており
大切にしまっていた。

手帳を、本格的に使うようになってから
万年筆を探していた。
ここ2~3年の話。

万年筆って
以外と探すの大変で
気に入った物が見つからないまま
時間がたった。

そして先日
修理したその万年筆が私の
手元に帰ってきた。

この手があった…

『修理』である。

とても子供のお小遣いでは
修理の出来ない物も
今なら修理に出せるのである。

『修理に1~2ヶ月掛かります』
そう言われても
短く感じるようになった。

そして先日

20年近く眠っていた時が
廻り出したのであった。

そうか…

『修理』

子供の時に
修理できなくても
今なら修理できる程
大人になったんだ。

小学生の時にもらった
おじいちゃんの腕時計

子供だったから
ネジ巻き切っちゃって
壊しちゃったっけ…。

(とりあえず私、壊すらしい…(笑)

あれ、どこにいったかな~。

縁あったら
掃除してる時にでも
出てこないかな~(笑)

そしたらまた
修理に出そうかな。

あなたの

その大切な物。

修理できるくらい

時が流れてませんか?

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