具象と抽象
「題材モチーフはなんですか?」
そう聞かれてみると
「自然」を題材にする事が多い。
『水の廻り』
『天使の階段~光~』
『千年樹』
『大地に降る前に』
『水のあとに』
『手のひらにいっぱいだよ』
『月の海』
『月の雫』
『ゆらぎ』
これらは
すべて美術展に出展した
作品のタイトルである。
絵を書いていた頃
抽象と具象で
悩んだ事がある。
素人考えで
抽象が理解できなかった。
…落書きに見える…
これ、率直な感想。
ソレに対して
今は思う。
抽象の方が楽しい♪
有名画家たちが
デッサンではすごく繊細に
描けているのに
作品になると
???
って思ってしまう
作品が発表される。
ソレを見て
コレは何なのだろう?
そう、考えていた私は
すでに
作者の意図にはまっていたのだろう。
美術展でよく
自分の作品の前で
ぐるぐる回って見てる人を見かける。
上から見る人
横から見る人
裏側からのぞく人
もう~♪
楽しくて仕方ない。
頭を使ってくれて
心で感じてくれてる事が嬉しい!
「なんだ?コレ」
「これ、どうやって作られてるの?」
「変なの(>_<)」
「???」
どんな感想でも嬉しい。
見てる人たちが
一瞬
自分の作ったものに
時間を奪われる。
それを
陰から見てるのが
とてつもなくたまらない。
抽象は自由である。
見る人の中に価値がある。
その人に響かなければ
足を止めてもらえない。
具象で
「花」が「花として」きれいであれば
『きれいだね』と言う
評価をしてもらえる。
しかし
抽象は
見てくれる全ての人の
心のどこかに
何かが
響かなければ
ただの「???」である。
上記のタイトルの作品たちは
そのタイトルからは
程遠い形をなしてる。
だからこそ
見る人たちは
タイトルと作品を見比べて
再びぐるぐる回る。
何か響くか
「???」か
その紙一重の
作っていきたい。












