見えないライバル 2

正直、うちの教室の生徒さん達はすごい。

芸術家の卵がいっぱいである。

昨年「生徒作品展」を開催した。
その作品展を開催している間私は会場にいた。

6日の会期。

その間、私は
我が生徒ながら、その独創性の素晴らしさと
努力の賜物をかみ締めながら
うっとりとしてた。

しかしそれは
同時に私を叱咤激励してたかにも思えた。

ここまで作れるようになった生徒さん達は

次は何を作っていくのだろう…。

私の店には生徒さん達が
見飽きたであろう作品ばかりが並んでいる。

人によっては
新作を見た事が無い生徒さんたちだって増えてきた。

『今店頭に並んでる作品では
もう、物足りない所まで来ちゃったなぁ…』

率直な感想である。

その上の物を作らなくては
生徒さんたちの伸びる芽を
摘んでしまいそうな気がした。

まだまだ作れるものが
ある事を伝えなければと思った。

そして

教室の体制をそんな思いを込めて
今までの段階から
本格的に
技術を習得するコースを立ち上げた。

このコースは
今まで在った「強化コース」をもとに
具体的に指導項目をまとめ
それまでの「強化コース」とは数段違う
新たな体制とした『強化コース』

もしも、

我が教室から
卵からヒナにかえるような事があれば

このコースで充分な栄養を与え
巣立たせてあげたい。

趣味の教室として
ひたすら楽しくをもっとうに
生徒さん達に教えてきたけれど

そこからもう1歩
踏み込んでもいいのかもしれない。

そう思えた「生徒作品展」だった。

うちの生徒さんたちは

そこまで
思わせられてしまうほど

先が楽しみな

大切なライバルである。

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