限界とゆとり 6

「適度な遊びは必要である。」

昔、誰かから聞いたなぁ。

誰だっけ?
教習所だったかな?
「ブレーキが効き出すまでの遊び」
急激に効いたのではかえって危ない。

「ゆとりこそがもたらす充実した仕事。」

どこかの会社で
『昼寝の時間』を導入したって
随分前にテレビでやってたな。

何でも仕事の時間の合間で
睡眠をとる事で
その後の集中力が増すので
結果、その後の仕事の効率が上がると言う事だ。

これも
ゆとりがもたらす充実した仕事の
ひとつなのだろう。

そして私の手は
2週間後病院で

『随分よくなりましたね~!』

そりゃそうですよ。
本当に考えられる全てを

2週間何もしてない。

家の中の事は全て
彼にお願いし
店の中の事は極力なにもせず
教室は、この時とばかり
生徒さんにご協力頂き
口を出す以外、何もしてない(笑)

「2週間、手を動かさない事が、
出来なければどうなりますか?」
そう聞いた私に先生は

『指が、その形のまま動かなくなってしまいますね。』

そりゃ困る。
一生この仕事で食べていくつもりなのに
手が固まって動かなくなったのではお話にならない。

そして
本気で2週間何もしないぞ!

と心に誓い
回りを巻き込んだ
私の「絶対安静」は始ったのだ。

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