「無心」で作る作品に付いて2

「無心」で作る作品に付いて前回のお話し

ステンドは

1.デザインをして
2.図面を作って型紙を起こして
3.ガラスを切って削って
4.テープを巻いて
5.はんだ付けをして
6.仕上げる

と言う作業をコツコツ積み上げて
作品を作り上げるのだ。

細かいデザインになると
何カ月もかけて行う物なのだ。

この間の
3~5の作業を
無心でする人もいるだろう。

20100206192528.jpg

でも私は
こういうコツコツした作業は
「無心」にはならないのだ。

作業中に
いろんな想いが重なり
どんどんイメージが膨らみ
どうもその想いが
ステンドに転化されていく。

そんな事を以前書いた記事

ほとんどの販売物は
そういう過程で作られる。

ところが

「無心」で作る物は違う。

ある日突然、
デザインが降ってくる。

この表現が一番適切なので
『降ってくる』と言う言い方をする。

そんなことは
2005年に受けた取材の時にも話していた。

美術展向けに制作を始めて
その時
最高だと思うデザインを
何カ月も前から準備していても
ガラスを準備していようとも

実際に作り始めたあとに
何らかの切っ掛けで
スイッチが切り替わったら最後

自分ではどうにもならなくなる。

『よく解らない』けど
私の中ではそう言う事がよくあった。

もちろん
そのスイッチが入った後の方が
前にデザインをしたものよりも
いいものが出来るもだから問題ない。

「水のあとに」の時は分かり易かった。
頭の中は空っぽになった。

水のあとに

事前に起こしたデザインは
【作為的な物】で

実際にスイッチが変った後の物は
【インスピレーション】が
ストレートに降りて来たのだ。

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