「ペーストとフラックスと松脂と」私の知ってるフラックスの話

ご質問にでてきたフラックスは
液状の表面活性剤です。

私が使っている
フラックスはこれ。

ご質問頂いた方が
試しに買われましたフラックスHと言うのは

この、私が使っております
フラックス・Iと同じシリーズの
フラックス・Hではないかと
思われます。

Hには二種類ありまして
スタンダードと呼ばれる「H・ピンク」と
煙・臭い控目の「H・グリーン」がございます。

「H・ピンク」は一般的に
通常使用のフラックスで

これが

フラックスAと言われるフラックスと
メーカーこそ違うけれど
役割は似たようなところかと
私は思っており

活性効果が高く
表面が多少酸化していても
大丈夫なフラックスで
万能のタイプだと思われます。

「H・グリーン」は
その効果はそのままに
煙や臭いを最小限に抑えられて
作業性を考慮されてる
物だと思います。

で、
これが
フラックスBと言われるフラックスと
メーカーこそ違うけれど
役割は似たようなところかと

おおまかに括って
そんな風に
私は思っております。

そして

「I」は「H」に比べて
活性力は弱いので
ハンダ付け時に
フラックスをいい具合に使わないと
もたっとした
ハンダの仕上がりになってしまいます。

しかしながら
塩素含有率が低いため
侵食性が弱く
鏡などの作業をする時に向くタイプと
言われるフラックスです。

私も主に鏡の制作に使ってます。

余談ですが
フラックスは
電子部品のハンダ付けにも使われます。

ヤニ入りはんだと言われる
糸巻き状になっているハンダを使います。

ステンドでも
糸巻きハンダがありますが
あれは
ヤニ入りではないと思われます。
ご購入の時は
ご確認ください。

ステンドでは
ヤニ入りハンダではない方の使用を
お勧め致します。

ええ、過去に使った事がありまして…
その後の洗浄が
大変なことになったのを
記憶しております(笑)

このヤニ入り糸巻きハンダ

ステンドで主に使われる
棒ハンダとは形状が変わります。

細いハンダの中心に
既にフラックスが入っている物です。

これは
ピンポイントで
部品などをハンダ付けする為
細いハンダと細いコテで作業をします。

ステンドでは
80Wや100Wで作業しますし
時によってはそれ以上
150Wとかも使います。

電子部品などの作業の時は
30Wや15Wのコテを
場合によってはもっと小さい物も
あるのだろうと思います。

しかも
とんでもない細い先の
コテを使うのです。

よく、
ステンドを始める時に
「コテはお家にあるから♪」と
お家の方が使っている物を
思い浮かべる方がいらっしゃるのですが

残念ながら
大体はこの電子部品用の
ハンダコテのケースが多く
ステンドでは
容量が少なくて残念ながら使いにくい
と言う事が
ままあります。

お考えの方は
W数をご確認くださいませ。

そんなハンダコテに興味のある方は
ホームセンターやDIYのお店の
ハンダコテコーナーをのぞいて見ると
結構楽しいですよ♪

話があちこちですが

この電子部品のハンダ付けの時に

作業する箇所に
きれいにハンダ付けがされない場合
小さな筆などで
ちょっとだけフラックスを付けてやると
表面が活性され
きれいにハンダが伸びる訳です。

フラックスは
脂が飛び散らない特性があるので
電子部品など
洗えない物のハンダ付けに
ぴったりなのですね。

昔、ラジオやテスターを
作ったりしませんでしたか?

さてさて
今日はここまで。

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