開業を決めたら学ぶことを。
【開業のクラス】 講師:富松久恵

【クラス】 開業のクラス
《月/技術4回+開業4回》
開業が決まった方向け【開業のクラス】
《時間帯》 金曜日 13:00〜16:00
入会条件
基本として 【技術のクラス】 移行後の技術習得中に、開業を志す事を決めた方に対してのバックアップの為の【開業のクラス】を準備しております。
【開業のクラス】 はさらに綿密なカウンセリングをし「その時点のその人」に合った形で、開業に向かって準備できるように指導内容見直し、生徒さん自身で立てる計画表を基に生徒さんの主導で進んでいきます。
技術を学んでいく 【技術のクラス】 とは違い、こちらでは「本人が抱える開業までの不安要素の除去」など、精神的なサポートを主としております。 もちろん、教室では通常教えない「開業までの事務手続き」などの、個人事業主ならではの話や「見積もりや値段の設定」などの小さな事務処理の話なども段階に応じて指導いたします。
折角、技術を学び開業まで志すわけですから、長くこの業界に身を置いて欲しいと考えます。
そこで、開業してから「こんなはずではなった…」という事にならないように、このクラスで、生徒さん自身が「本当にやっていけるか」 酸いも甘いも体感して頂いた上で開業していただくために、たくさんの経験を積める環境を準備しております。【技術のクラス】では学べないこと、そして生徒さんが「学びたいと思う事」を題材に指導いたします。
このクラスの開設 と 私の今まで
このクラスを立ち上げた経緯について少し触れておきましょう。
私は、商売が技術だけでは、夢と希望だけでは食べていけないという事をこの10年で痛感しました。恥ずかしながら「夢と希望だけ」を掲げ、それこそ 「酸いも甘いも」の「甘い」しか知らないで一般の会社員から転身開業しました。
それからの日々は正直、ご想像以上に、大変な日々でした。金銭的なことはもちろん、女性で「作り手」として「代表」として商売をする、そこには「楽しい」だけでカバーしきれない精神的大変さが待っていました。精神的に病んでいく事を引き金に、体自体を壊していく。そして家族をはじめとする身近な人たちをも巻き込んでいく、その自分の不甲斐なさと悲しさ。
もちろん、普通に商売を勉強した上で開業、起業することを考えたら、こんな道のりは笑えるほど「あり得ない開業の見本」というほど見事なまでの流れを通ってまいりました。全ては「趣味を仕事にする」という事が引き起こした事だと、今にして思えば容易考え付くことも、当時は「考えもつかないこと」の連続でした。
そしてそれからは、この仕事を継続をするためにステンドの技術以外の勉強もたくさんしました。
営業、経営をもちろん、ネット環境の急速な発展とともに必要になった使えなかったパソコンを覚え、ホームページを製作するための最低限のタグもシステムも覚えました。(私の開業した時期はまだワープロ主流で、開業時にパソコンを買いに行ったら、お店の店員さんが「パソコンをこれから覚えるなら買わない方が…」という時代でした。)
もちろん、店舗を構えての営業でしたから、お客様心理学から店内陳列、ディスプレイの法則やポップ書き、ラッピングも必要でした。
さらには、ステンドの中にあるすべてのジャンルに興味を持ち学ぶ中、その中でステンドが扱われるのは「建物」ということもあり、その過程で家相学、風水学にも興味を持ち、それまで自分が見ていなかったもの、勉強していなかったものを片っ端から勉強しました。今もたくさんの事を学びながらの毎日です。多分一生勉強しても勉強し尽くすという事は無いといっても過言ではないでしょう。
時代の流れが早いせいか、いろんな事において始める事は簡単でも「長く続ける」ことが難しくなっていっていると考えております。折角、開業まで考えるほどステンドが、またはガラスが好きになったというのであれば、是非長く続けて行ってほしいものです。「趣味を仕事にできれば」とお考えの方に、ささやかではありますが「夢と希望を掲げて趣味から仕事にする時」の参考にしていただければと考えました。
不景気とも、時代の変わり目だとも言われる昨今、これからの時代に【残っていく力】をつけてから開業していただければと、そんな事を考え2007年4月に、このクラスの開設をいたしました。
現在たくさんのお客様や応援してくれる人たちの想いに後押しされ、開業してから12年経ちました。今まで続けさせて頂いた事に感謝して、これからも独自のステンドを展開しながら、これからの人たちの応援をできればと考えております。そしてこの私の経験が必要な人の所へ、想いと共に届く事を信じでおります。
ステンドのジャンル と 技術について
ステンド自体も実はものすごくジャンルがある事も体感しました。ステンドは皆さんがよくご存じの、建築に携わる『パネル』と呼ばれるジャンル。 よく見ることもあるでしょう『ランプ』。 そして植物を入れる『テラリウム』。
これらは同じ技法で製作することができますが制作に必要な技術はまるっきり異なります。
例えば、パネルを作るとして、技法は「コパーワーク」「ケイムワーク」「ダルドドヴェール」と代表されるものが三種あり、揃える設備も変わるので、それぞれの技法を扱っている工房が変わります。そしてさらに、二次加工で「フュージング」「エッチングやサンドブラスト」「絵付け」場合によっては「モザイク」を掛け合わせ、ガラスに装飾を加えたり変化をもたらすことが可能です。もちろん、それぞれ技術や設備は異なります。
『ランプ』に関しても同じように技法、技術や設備が異なるので、ステンドを本気で「作り尽くす」とすると壮大な事になってしまうのです。
現在ステンドを作っている人たちの多くは、自身の制作の中心におおまかに「ジャンル」を決め、学ぶ技法と揃える設備を絞っていると思われます。ですから、どこの教室でも『ステンドを教える人たちの指導方法がまるっきり同じという事にはならない』のはそういう背景があるからでしょう。
開業する前に、自分がどの位置に立ちたいのかが、わかるだけでもその後の仕事の絞り方が楽になるでしょう。
【開業のクラス】 の カウンセリングついて
【開業のクラス】への移行はいくつかの段階があると思っています。【開業のクラス】は課題等が、より実践向きに準備しておりますので、移行希望時にカウンセリングを行い結果内容によっては、移行時期を見直して頂くこともあります事をご了承下さいませ。
誤解しないでいただきたいのは、このクラスで勉強したからと言って、お店が持てる訳でも「愉快なガラスたち」 の暖簾分けをする訳でも無いと言う事です。 あくまでもこのクラスで勉強した事が、各自の判断基準のひとつとして頂ければ、それでいいと思っております。
勉強してる内に 「ステンドで食べていく事がこんなに大変だったんだ?」と思って趣味に留めておくも 「こんなに大変なら計画を練り直すぞ!」と判断するも各自の自主性に任せております。
「お店を持つ事」 や 「プロになること」 が思うほど楽ではない事を体験してから、プロになっても決して遅くは無いのです。
そしてその夢を、叶えるかどうかは、各自で判断して下さい。 このクラスでできる事はあくまでも、 手段を導き出して、技術指導して、夢を叶えるまでの「応援をするだけの事」なのです。
開業とは思う以上に大変なことです。もちろん「経験して失敗したと笑える」ならそれでもいいでしょう。しかし現状は、
そうは笑えない現状が待っています。継続するためにはそれらを乗り越えていかなければなりません。
「お店を持たなくてはいけない」 訳でも 「プロにならなければいけない」 訳でもないのです。結果は「自身がどうしていきたいのか?」です。
たくさん書いてまいりましたが、そんな全ての背景を踏まえて 「開業したい」と強く思う方の応援を心からしていきたいと
思っております。
最後に 『夢』 を叶えるのは、習った年数や技術なんかではなく、あなたの心の中の 『想いの強さ』 だけだと私は思っております。
★生徒さんの声は 【 こちら 】 からご覧いただけます。
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更新2010.1.7.★ 【技術のクラス】 |
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